堺出身の僧・行基が奈良時代に建立した土塔は、土を盛って築かれた仏塔です。国内でも類例の少ない貴重な遺跡として国の史跡に指定され、平成16~20年度には復元整備工事を行いました。
土塔は段状の十三重の塔で、建立当時は全面に瓦が葺かれていたことが発掘調査で分かっており、人名などが記された瓦など1082点の出土品が国の重要文化財に指定されています。
今回は、普段立ち入ることのできない土塔の頂部を特別に公開します。あわせて、大阪狭山市教育委員会・大阪府立狭山池博物館、岸和田市観光振興協会、堺行基の会の協力により、行基と関わりの深い狭山池(国史跡)、久米田池(世界かんがい施設遺産)・久米田寺についても紹介します。
1 日時
令和6年10月27日(日曜)
午前10時00分から午後3時30分
(少雨決行、荒天中止)
※当日の天候等により、中止や内容が変更になる場合があります。
詳細は、当ホームページでお知らせします。
2 場所
史跡土塔(堺市中区土塔町2143-1 土塔町公園内)
地図情報は「堺市e-地図帳」(外部リンク)をご覧ください。
※公共交通機関をご利用ください。
アクセス
- 泉北高速鉄道「深井駅」から東へ約1.1キロメートル
- 南海バス「深井駅(東側)」から「堺東駅前」行き乗車「深井東町」下車 東へ 200メートル
- 南海バス「堺東駅前」から「あみだ池」行き乗車「土塔」下車 南へ220メートル
※同日開催の「第32回中区区民フェスタ」開催に合わせて運行する無料送迎マイクロバスで、史跡土塔の前にも停留所が設けられます。無料送迎マイクロバスのコース及び停留所・時刻については、「6 同日開催イベント」の「第32回中区区民フェスタ」をご確認ください。
- 無料送迎マイクロバス「土塔町公園北側トイレ前」すぐ
3 内容
- 普段入ることができない史跡土塔の頂部を特別に公開します。
- 発掘調査時の写真パネルや出土した人名等の文字が刻まれた瓦を展示します。
- 奈良時代の僧、行基に関連する史跡狭山池や久米田池(世界かんがい施設遺産)、久米田寺などの解説パネルを展示します。(大阪府立狭山池博物館・大阪狭山市教育委員会・岸和田市観光振興協会・堺行基の会)
※雨天時(荒天を除く)のパネルや遺物の展示は、土塔町文化会館(堺市中区土塔町2106)で行います。
4 協力
大阪府立狭山池博物館・大阪狭山市教育委員会・岸和田市観光振興協会・堺行基の会
5 参加方法
自由参加(事前申込み不要)