堺市の官民が連携して大阪・関西万博を地元経済の活性化につなげる方策を話し合う「堺プロジェクト推進会議」が始動した。堺市と堺商工会議所、公益社団法人・堺観光コンベンション協会などが参画。万博の来場者を堺に呼び込むため、大山古墳(仁徳天皇陵古墳)や茶道をはじめとする伝統文化などの魅力をどう発信するか議論する。
3日に同会議の初会合が開かれた。堺商議所の葛村和正会頭は「民間が単独で実施するより、堺市に協力してもらうことで、より多くの人々に知ってもらえる」と話す。永藤英機市長も「アイデアを出し合っていけば、万博後の将来にもつながる」と、官民連携の重要性を強調。同会議は、万博の会期中を含めてあと3回の開催を予定している。
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