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【堺市】「堺大空襲の語り部になりませんか」市が担い手を一般から募る(NHKニュース)

太平洋戦争末期、1800人以上の命が失われた大阪の堺大空襲の記憶を継承していこうと、堺市は語り部の担い手を一般から募ることを決めました。

昭和20年7月10日の堺大空襲ではアメリカ軍による爆撃を受けて1860人の命が失われ、市はその記憶を継承していこうと、市内の小中学校などに空襲を経験した語り部を派遣してきました。
しかし、ことしで戦後80年となり語り部の高齢化が進んでいるため、市は今年度から地元の大学と連携し学生を語り部として育成する特別講座をスタートさせました。
これまでに学生15人が受講し語り部活動を行っていて、市はこの取り組みを強化しようと、語り部の担い手を一般からも募ることを決めました。
定員は15人程度で、市外に在住の人も応募できるということです。
募集期間は2月3日から3月28日までで、4月から特別講義が行われることになっています。
堺市人権推進課の山口修平さんは「若い語り部が育ちつつある中で取り組みを強く太くしたい。関心があれば気軽に問い合わせてほしい」と話していました。
問い合わせ先の堺市人権推進課の番号は072−228−7420です。

NHKニュース

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