この運動は、年の瀬を迎えるにあたり、市民一人ひとりの火災予防思想の高揚を図り、火災の発生を防止し、火災による死者をゼロにすることを目的としています。
中区では、12月に入り火災が続いています。(12月1日から24日現在まで4件)これからますます寒くなり、空気が乾燥することにより火災が発生しやすく、また、拡大しやすい季節となります。
以下の項目に注意して、無事故で年を越しましょう!!
ストーブによる火災を防ごう
ストーブによる火災は、12月から3月の寒い時期に多く発生しています。
ストーブを点けたまま寝てしまい、布団の端がストーブに接触したり、洗濯物や脱ぎ捨てた衣類などの可燃物が接触し、火災が発生しています。特に電気ストーブは火を使わないので油断しがちですが、堺市消防局管内で過去10年に死者が発生している火災原因ではストーブによるものが最も多くなっています。
寝るときはストーブを使用しない。
ストーブの周りに燃えるものを置かない。
電気火災を防ごう
電気が原因による火災が年々増加しています。
原因のひとつに、電気製品のプラグとコンセントの間に埃がたまり、湿気を含むと通電状態となり火災になる「トラッキング現象」があります。
大掃除の機会に、冷蔵庫など長い間差しっぱなしにしているコンセントをきれいにし、劣化している配線等が見つかれば新しいものに取り換えましょう。
また、家電製品やOA機器の増加で、「たこ足配線」になっていませんか?許容量を超える電気器具をつないで使用するとコンセントが過熱して火災につながる可能性があるので注意しましょう。
たばこ火災を防ごう
寝具や周りにある本など燃えやすいものに引火して火災の原因になります。寝たばこは絶対にやめましょう。
また、吸殻を山盛りにしたまま放置しておくと、灰皿の中の吸殻が燃えて火災の原因になります。大きめの灰皿に水を入れて、きちんと消えたか確認するようにしましょう。
放火に気をつけて
人目のつかない場所に燃えやすい物を置くと、放火される危険性が高くなります。
放火を防ぐためには、一人ひとりの心がけと地域全体で「放火させない・放火されない」環境づくりに努めることが重要です。
ご近所といっしょに放火防止に取り組みましょう!
家の周りに燃えやすいものを置かない。
ゴミは指定の収集日に出す。
建物などの周りは照明などで明るくする。
コンロ火災を防ぎましょう
火を使っているときは、鍋などから目を離さないようにしましょう。
また、目を離さなくてはならないときは、必ず火を止めましょう。
コンロから離れる場合は必ず火を止めましょう。
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