堺市は26日、重度障害者がいる生活保護世帯に加算される家族介護料の支給漏れがあり、65人に過去5年分の計約3343万円を追加支給すると発表した。
重度障害の子供2人がいる女性が10月、市側のミスで家族介護料が加算されなかったとして府に行政不服審査請求を行ったのを受け、市が調査。各区で家族介護料の算定の基準が異なっていたため、支給漏れが生じたといい、この日、市の担当者が謝罪した。
市はすでに女性らに約1016万円を支給。今回の調査対象者のうち45人については過去5年より前にも支給漏れの可能性があるが、地方自治法などに基づき過去5年分しか支給できないとしている。
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