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【岬町】岬高校生は、モノポリーゲームで地域資源を知り国際化になじんでいる(時事通信)

 岬高校の生徒は日頃より、学舎から関西国際空港を眼下に望んでいる。生徒が暮らしている大阪泉州地域は国際空港を有することで国際化が進み、経済、社会面でも外国人と交流する機会が豊富である。このような背景から岬高校は昨年度から世界的に普及しているボードゲーム・モノポリーを活用した岬高校オリジナルの体験型授業をスタートしている。

 この授業は、岬高校が令和5年度に教員研修を実施し、教員アンケートから授業化が提案されたもの。授業では、将来、岬高校生が外国人と出会いゲームで交流できるようにモノポリーのルールを覚え、不動産売買・交渉などを体験するだけでなく、モノポリーボードやカードを製作する。

 この岬高校版モノポリーの製作は、アクティブIT系列3年生30人(川端見歩教諭、片野哲也教諭 他)が通学途中にある地域の名勝史跡やお気に入りのエリアなどを調査し、オリジナルのボードやカードのデジタルデザインを仕上げていく。授業では、日本モノポリー協会(糸井重里会長)がボード製作のノウハウを提供するなどで協力しており、元日本チャンピオンの植田幹浩氏も岬高校教室にて出前講座を3回実施予定。モノポリーを初めて体験した生徒は「ルールが難しいと思っていたが、教えてもらえたので楽しかった」と話している。

 現在、生徒はゲームを体験する事前学習を終え、今後いよいよ地域資源を調べ、岬高校版モノポリーの製作が始まる。

時事通信

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