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【岬町】岬高校の生徒は深日港で「みなとオアシスみさき」を楽しく学んでいる(時事通信)

 岬高校の1年生(主任・菅雅晶)は総合的な探究の授業で、地域に出かけ体験型で地域資源を学習している。9月18日、1年3組28人は南海電鉄多奈川線の2両編成の電車に乗り深日港に出向き「港の機能」について学んだ。授業の会場は深日港観光案内所「さんぽるた」。この施設は大阪府で最初に「みなとオアシス」に登録された基幹施設で深日洲本ライナーの乗り場でもある。

 この授業では国土交通省・近畿地方整備局・大阪港湾空港整備事務所の金澤功樹係長と橋爪望技官が出前講座を実施し「関西2100万人の暮らしと経済を支える大阪港」をテーマに、近畿管内16カ所の「みなとオアシス」での地域活性化の紹介や輸出入貨物の99.6%は港からの物流であることなどを解説した。生徒は興味津々で「みなとオアシスの最新の登録状況は?」や「降ろされたコンテナはどう流れるのか?」などの質問をしていた。

 残り5クラスの深日港での授業は大阪府岬町が大阪府立岬高等学校との包括連携協定に基づき、岬町役場の観光や航路の担当職員が分担して受け持つ。岬高校生は岬町の「港を活かしたまちづくり」について実際の現場で学ぶことができ、自らの進路も見つけはじめている。

時事通信

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