大阪市教育委員会、堺市教育委員会、大阪府豊能地区教職員人事協議会は2024年9月27日、2025年度(令和7年度)教員採用選考試験の最終選考結果を発表した。全体の最終倍率は、大阪市が2.8倍、堺市が3.1倍、大阪府豊能地区が4.0倍となった。
大阪市の2025年度大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テストは、第1次選考の筆答を6月15日、面接を6月8日から7月7日のいずれか、第2次選考の筆答・実技・面接を8月中に実施した。
志願者数は前年度比260人減の2,266人、受験者数は前年度比167人減の1,961人、最終合格者数は前年度比22人増の708人。全体の最終倍率は、前年度比0.3ポイント減の2.8倍となった。校種別の倍率は、幼稚園4.7倍、幼稚園・小学校共通2.6倍、小学校2.1倍、中学校3.2倍、養護教諭(幼稚園)8.0倍、養護教諭(小学校・中学校共通)7.9倍、栄養教諭(小学校・中学校共通)4.1倍。教科別では、中学校の保健体育11.5倍がもっとも高かった。
堺市の2025年度堺市立学校教員採用選考試験は、第1次試験の筆答を6月15日、面接を6月22日から7月14日のいずれか、第2次選考の筆答・実技・面接を8月中に実施した。
志願者数は前年度比94人減の775人、受験者数は前年度比85人減の653人、最終合格者数は前年度比53人減の214人。全体の最終倍率は、前年度比0.3ポイント減の3.1倍となった。校種別の倍率は、小学校2.2倍、特別支援学校小学部2.1倍、小学校外国語推進2.0倍、中学校・特別支援学校中学部4.6倍、高校3.0倍、養護教諭10.0倍、栄養教諭3.3倍。
一方、大阪府豊能地区3市2町(豊中市、池田市、箕面市、豊能町、能勢町)による2025年度大阪府豊能地区公立学校教員採用選考テストは、第1次選考の筆答を6月15日、面接を6月22日から30日のいずれか、第2次選考の筆答・実技・面接を8月中に実施した。
志願者数は前年度比19人減の657人、受験者数は前年度比5人減の558人、最終合格者数は前年度比27人減の138人。全体の最終倍率は、前年度比0.6ポイント増の4.0倍。校種別の倍率は、小学校3.4倍、中学校4.4倍、養護教諭15.0倍。大学3年生対象の選考(小学校)の第1次選考合格率は54.4%だった。
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