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【阪南市】水道管「老朽化率」全国ワースト20自治体ランキング 3位北海道枝幸町、2位静岡県伊豆急行より“あぶない”自治体は?《リスト全公開》(文春オンライン)

 大阪府の老朽化率は33.1%。特に老朽化が進む大阪市、門真市、阪南市では、耐用年数を超えた水道管の割合は50%以上だ。なぜか。

「高度経済成長期には、都会から優先的に水道管の整備が始まりました。大阪は都市化が全国的にも早かったことが影響しています」(前出・浦上教授)

 同じく都会の東京は財政が豊かであり続けたため、水道管更新は比較的進んだ。一方で大阪は、財源に限りもあったとみられる。

 水道管を新しいものに取り換えた割合を示す「管路更新率」は年々下がり、21年度は全国平均で0.64%。一方で、大阪府における管路更新率は全国平均を上回っている。だが……。

「年間で約1.3%の更新工事を行っていますが、その1年間で耐用年数を超える水道管が新たに出てきます。管路が張り巡らされており、距離も長い。工事がなかなか追い付きません」(大阪府の水道事業担当者)

 ワーストの汚名に対して、反論もある。

「大阪府は(丈夫な管が多いため)耐震適合率が全国平均より高く、地震が起きた場合でも破損する可能性は低いです」(同前)

文春オンライン

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