27日午前11時すぎ、大阪・堺市で住宅の解体工事中に男性作業員3人が倒れて病院に搬送され、1人が意識不明の状態だということです。
現場ではアスベストを除去するための作業が行われていたということで警察と消防が詳しい状況を調べています。
警察によりますと、27日午前11時すぎ、大阪・堺市南区で「建物を取り壊している時に3人が倒れた」と消防を通じて警察に通報がありました。
作業員3人が病院に搬送されたということで警察によりますと50代とみられる男性が意識不明の状態だということです。
また、20代とみられる男性2人が一時、意識不明の状態だったということですが、いずれもその後、意識は回復したということです。
警察によりますと、現場では一戸建て住宅を取り壊す工事中にアスベストを除去するための作業が行われていて発電機を使ったところ3人が倒れたということです。
警察と消防が当時の詳しい状況を調べています。
現場は南海電鉄泉北線の光明池駅から北に1キロ余り離れた住宅街です。
現場近くに住む39歳の男性は「帰宅したら周辺に多くの消防車が止まっていて驚きました。現場は3週間ほど前から解体工事が始まり、アスベストを取り除く作業のため家の周りをシートで囲んで工事していたと聞きました。何が起きたのか原因を知りたいです」と話していました。
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