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【熊取町】開店前に200人、オープン前倒し エディオンが大阪に新店(電波新聞)

エディオンは23日、大阪府熊取町の複合商業施設「じゃんぼスクエア熊取」に新店をオープンした。元々家電量販店が入っていたスペースに入店する形で、同町で初めてゲーム、玩具売り場を持つ店舗となった。オープン前には200人の列ができ、好スタートを切った。

 オープンした「エディオンじゃんぼスクエア熊取店」は、売場面積が2650平方メートル。駐車台数は共用で288台。商圏は熊取町のほか、泉佐野市、貝塚市など半径2キロメートルの約4万人を想定する。スタッフ数は約35人。周辺は30、40年前に街開きされたニュータウンがある一方、大阪体育大学など教育機関が4校あり、年配層や若い世代が多く住んでいる。

 商業施設には別の量販店が2020年4月に出店していたが、今年2月に閉店。施設にとっては再び家電などを販売する店舗が入った形になる。取扱製品はテレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコン、携帯電話などのほか、リフォーム、太陽光発電システム、おもちゃ、ゲームなど家電以外の商品も充実した。

 中高年層向けにはリフォーム提案を強化する方針だ。エディオンで同規模の売り場を持つ店舗のリフォームコーナーと比較して1.3倍のスペースを確保。トイレ、キッチン、バスなどの水回り商材から外壁塗装などエクステリア関連の提案もできるようにした。若い世代を意識してゲームのアイテムだけでなく、トレーディングカードなども用意した。

 米田歩店長は、新店について「200人以上が並んだのは想定以上。開店時間を15分前倒しで対応した」とした上で、「商業施設内にはスーパーやドラッグストアなどがあり、他店との相乗効果が見込める。他店と連携できるサービスも検討したい。当社への期待に応える対応で満足度をさらに高めたい」と意気込みを語った。

電波新聞

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