盗撮や痴漢が増えるとされる夏の時期を前に、大阪・堺市の駅では22日、被害の防止を呼びかけるキャンペーンが行われました。
このキャンペーンは北堺警察署などが行ったもので、大阪メトロ御堂筋線の新金岡駅には警察官やボランティアなどおよそ20人が集まりました。
参加者たちははじめに▽駅の改札口付近に「盗撮注意」と書かれた横断幕を、▽階段には「チカンあかん!」などと書かれたパネルをそれぞれ設置しました。
この後、利用客に対し、駅や電車内での注意事項などが書かれたうちわやティッシュを配って被害の防止を呼びかけていました。
警察によりますと、夏の時期は盗撮や痴漢が増えるとされていて、特にエスカレーターや階段、それに電車のドア付近で被害に遭いやすいということです。
北堺警察署生活安全課の勝島庸介 課長は「被害者は助けを求めたくても声を上げることが難しいので、まわりの人が気づいたらすぐに駅員や警察に通報してほしい」と話していました。
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