福井市は今月、ベトナムから帰国した市内に住む50代男性がはしかに感染したと発表しました。
県内ではしかの感染が確認されたのは7年ぶりです。
はしかの感染が確認されたのは福井市に住む50代の男性です。
福井市によりますと、男性は今月5日にベトナムから帰国したあと、発熱や発疹などの症状が出たため市内の医療機関を受診したところ、11日、はしかと診断されたということです。
県内ではしかの感染が確認されたのは2018年以来、7年ぶりです。
男性は滞在先のベトナムで感染したとみられ、福井市によりますと、今月5日の午前7時20分から午前8時30分ごろまで、関西空港の第1ターミナルを利用し、自宅までは自家用車で移動しましたが、その後、今月7日の午前11時から正午まで福井市役所の保険年金課を利用したということです。
はしかは感染力が非常に強く空気感染などで広がることから、市は関西空港や福井市役所を男性と同じ時間帯に利用した人のうち、発熱や発疹などの症状がある場合は、事前に医療機関に連絡し、マスクを着用したうえで受診して欲しいということです。
また、移動の際は公共交通機関の利用は避けるよう呼びかけています。
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