8日、アメリカから関西空港に拳銃1丁を密輸したとして、35歳のアメリカ人が逮捕されました。
持っていたかばんからはナイフなども見つかり、調べに対し「万博が開催されるタイミングで日本に行くことを決めた」と供述しているということです。
警察は入国した目的などを詳しく調べています。
逮捕されたのは、アメリカ国籍で住所不定・無職のオカムラ・アレクサンダー・ケイ容疑者(35)です。
警察によりますと、8日、アメリカから関西空港に自動式の拳銃1丁を密輸したとして、銃刀法違反の疑いが持たれています。
容疑者は関西空港に到着した際、輸入が禁止されている物は持ち込んでいないと税関に申告していましたが、不審に思った税関の職員が持っていたかばんを検査したところ、中から拳銃1丁と数十発の銃弾のようなもの、それにナイフが見つかりました。
通報を受けた警察が鑑定した結果、本物の拳銃と確認されたということです。
容疑者は調べに対し「拳銃を日本に輸入したことに間違いない」と容疑を認めたうえで、「万博が開催されるタイミングで日本に行くことを決めた」と供述しているということです。
警察は銃弾のようなものやナイフについても鑑定を進めるとともに、入国した目的などを詳しく調べています。
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