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【泉佐野市】学校給は自校方式 日根野小など実施設計発注(日刊建産速報社)

 泉佐野市は、85年に建設された「学校給食センター」の老朽化が著しいことから建替を計画していたが、児童への対応が可能となり、災害時の避難者への食事対応などを重視した結果、自校方式に変更し、今年度は日根野小・中央小・長南小の実施設計、日新小・長坂小・佐野台小の基本設計の発注を予定、北中小・第二小・末広小の整備工事は発注済で5月に入札する。

 学校給食センターは、同市住吉町28―15の敷地面積6559・91㎡において、85年にS造2階建延2202・80㎡の規模で建設された。その他の施設は85年に自転車置場S造平家建24㎡が整備され、97年に排水処理施設RC造2階建延163・80㎡、倉庫PC造平家建17・44㎡が整備されている。同センターは建築後39年を経過して老朽化が進行し、大規模改修を行う時期が到来しているため建替を計画した。

 学校給食センターの建替について、調理方法をセンター方式で計画していたが、出来たての給食の提供やアレルギー食の対応など、児童へのきめ細やかな対応が可能となり、災害時の避難者への食事の対応もできることなどのメリット面を重視した結果、自校方式に変更することとし、順次各小学校に給食調理室を建設する。

 学校給食自校式施設整備実施設計は、北中小学校が創建社ディーアンドアール設計、第二小学校は壇建築計画事務所、末広小学校を建綜研が担当。

日刊建産速報社

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