和泉市は、生涯学習とスポーツを共通の理念と方針に基づき相互に連携しながら推進を図るため、同市小野町の旧泉北水道企業団跡地に「(仮称)北部総合スポーツセンター」の整備を計画し、9月に基本構想素案をとりまとめ、パブリックコメントを実施、11月の庁議で承認を得られれば、12月に基本構想を策定する。26年4月から原状回復工事、27年4月から計画・設計業務を委託、30年4月から整備工事に着手する予定としている。
新たなスポーツ施設整備は、市民アンケートの結果、スポーツや運動ができる場の整備を求める意見や施設のある場所が不便であるとの意見が多く、身近でスポーツができる場所の整備へのニーズは高い状況にある。また、自然環境の保全と活用へ方針変更したことによる信太山丘陵地におけるスポーツ・レクリエーション計画については当該計画に代わるスポーツ施設の整備が求められている。そこで、地域におけるスポーツ施設の均等な配置を行うため、新たに「(仮称)北部総合スポーツセンター」を同市小野町37付近の旧泉北水道企業団跡地約15万7000㎡に整備する。創発プランで見込んでいる事業費は基本設計で4400万円、実施設計で9000万円、整備費用で30億円。
現在、基本構想の策定業務を建設技術研究所に委託して進めている。基本コンセプト案は、「人と人、人と自然がつながる、スポーツとふれあいの拠点」。整備方針案は①多様な人々が集い、楽しむ、活気あふれるスポーツの拠点②自然とふれあい、豊かさを感じられる憩いの空間③安全を守り、快適に利用できるやすらぎのある施設。
検討中の施設整備の内容案は▽野球場(公式の硬式野球に対応できる球場、観覧席あり)▽サッカー場(多目的広場を兼ねる、人工芝を想定)▽テニスコート▽アーバンスポーツ施設(スケートボード場、3X3バスケなど)▽ランニング、ウォーキングコース▽芝生広場▽管理棟▽駐車場▽民間活用による施設整備(近畿財務局との協議により未定)。
今後の検討事項は概算事業費の算出、配置案に向けての関係課等(庁内及び庁外)との協議、課題への対応、事業スケジュールの検討、補助金等の財源の整理。
候補地の旧泉北水道企業団跡地は、同企業団の事業用地で、構成市である泉大津市、高石市、和泉市の3市共有の土地もあり、和泉市の所有割合は31・6%。3市共有地をそのまま管理をしていくと管理費用が必要になり、2市にとっては和泉市の中の土地で活用が難しいということがあるため、和泉市が跡地活用を検討し、無償で借地するという方向性は2市の首長も含めて了承している。跡地活用の方針を整理する中で撤去工事の費用抑制を2市から強く求められている。原状回復と跡地活用を一体で考える中で、撤去内容は調整の余地があることを財務局と2市とも協議している。
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