前市長が市議会から2度にわたる不信任決議を受け、失職したことに伴う大阪府岸和田市長選が30日告示され、いずれも無所属で前職と新人3人の計4人が立候補を届け出た。前職の永野耕平氏(46)の当選を目的に「2馬力選挙」を展開するとしていた政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)は、一転して出馬を断念する意向を交流サイト(SNS)上で明らかにした。
立候補したのは、NPO法人代表の花野真典氏(46)▽郵便局長の佐野英利氏(45)▽前職の永野氏▽元高校教諭の上妻敬二氏(66)-の4人。
花野氏は、岸和田市役所の近くで第一声を上げた。「岸和田を教育未来都市に」をテーマに、学校給食の改善や魅力ある学校づくりなどを進めると強調した。
南海岸和田駅前で佐野氏は「積極的な行財政改革を行い、日本一子育て施策を充実させる」と訴えた。公明党、共産党、自民党系の計18人の市議が応援に駆けつけた。
永野氏も同駅前で演説し、自らの失職に触れた上で「私の考えを、市民のみなさまに判断していただきたい。市民に正しい情報を提供していく」と決意を述べた。
上妻氏は立候補の届け出を済ませたのち、独自の選挙戦を展開。報道陣の取材に対し「投資によって財源を確保し、街を裕福にする」と持論を述べた。
投開票は4月6日。29日現在の選挙人名簿登録者数は15万5468人。
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