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【泉佐野市】児童発達支援Cは新施設実施設計と住宅解体(日刊建産速報社)

 泉佐野市は、施設の老朽化や狭隘化が進む「児童発達支援センター」について、上田ケ丘団地の建替事業で創出される市有地に移転建替を計画し、25年度は新施設の実施設計及び地質調査、上田ケ丘団地住宅解体工事を実施、26年度から建築工事に着手、27年度中の移転開所となる予定。

 20年4月より「児童発達支援センター」と名称を改め、児童発達支援事業(木馬園)に保育所等訪問支援事業、障害児相談支援事業を加えた、児童福祉法に規定する地域の中核的な療育施設として現在に至っているが、センターの敷地自体が狭小で改修には限界があり、また、既存棟は整備から50年が経過し、利用者の増加もあり、施設が狭隘化するとともに設備の老朽化が進み、バリアフリー化も難しい状況であるため、利便性、支援しやすい環境、敷地の安全性、周辺のインフラなどを総合的に勘案し、現在の場所から移転し、利用者が安心・安全に利用できる施設として新たに移転・整備することが決定した。

 児童発達支援センターの設置場所は、市内の上田が丘団地住宅の建替え事業に伴い、団地移転後の市有地を有効活用することにより十分な敷地を確保できること、本市の主要道路である国道26号線の幹線に近いことなどから、移転場所への車等のアクセスも容易であるため、団地の撤去後に移転する。

 児童発達支援センターは、同市南中樫井415―2、他の上田ケ丘団地住宅跡の敷地面積約4080㎡に建築面積約1694㎡の規模で整備。施設構成は①指導訓練室②遊戯室③医務室④相談室⑤調理室⑥訓練室⑦静養室⑧多目的室⑨会議室⑩その他事務室・トイレなど。同センター移転整備基本設計は東畑建築事務所が担当。納期25年2月28日。

日刊建産速報社

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