堺市で江戸時代の港の面影を残す堺旧港エリアに、イルカとの触れ合い体験ができる施設「ノアドルフィンドーム」が25日開業する。同種の施設を四国で展開する日本ドルフィンセンター(香川県さぬき市)が運営する。隣接地にはアゴーラホスピタリティーグループのホテルが同時開業する予定で、大阪・関西万博の追い風を生かし集客で連携する。

堺市は同エリアを観光拠点として整備するため、民間企業を誘致してきた。2026年春には飲食店経営のRETOWN(大阪市)がカフェや屋台村を開業する予定で、市主導の再開発計画がほぼ出そろった。大阪・関西万博の会期中には、会場までの旅客船(1日5便)の発着場も設ける。
ノアドルフィンドームは、屋内にある2つのプール(直径12メートルと8メートル)で、イルカと一緒に泳いだり餌をあげたりできる。ジャンプなどのショーはない。入場料金は1210円(以下、大人)で、午後5時以降の夜間は770円。餌やり、浅瀬での遊び、プールでの泳ぎは追加料金が必要。
日本ドルフィンセンターはさぬき市と高知県室戸市で同種の施設を運営している。都市部で完全屋内は全国でも珍しいという。隣接ホテルの「ドーセット バイ アゴーラ 大阪堺」と集客で相乗効果を引き出すため、宿泊プランにイルカ体験を組み込むことを検討する。
同ホテルの客室数は市内最大の321で、イルカ施設と同じ25日に開業する。4月の万博開幕にともない、すでに50%近い予約が入っているという。
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