泉州ニュース

ピーチ パイロットの飲酒問題で国に再発防止策を提出(NHKニュース)

パイロット2人がアルコール検査を実施せずに乗務していたなどとして国から厳重注意の行政指導を受けた航空会社のピーチ・アビエーションは、安全意識を徹底し、アルコール検査に合格しなければ出発できないようにシステムを改修するなどとした再発防止策を国に提出しました。

関西空港を拠点にするピーチ・アビエーションではことし1月、機長と副操縦士が航空法で定められたアルコール検査を忘れたまま乗務したほか、検査の管理担当者もシステム上に結果が届いていないと表示されていたにもかかわらず、確認していませんでした。
さらに機長は、運航規程で禁じられていることを知りながら勤務開始のおよそ11時間前に酒を飲んだうえ、その後の会社からの聞き取りに対し時間外だったとうその説明をしていました。
この問題を受けて国土交通省は先月(2月)、厳重注意の行政指導を行い、ピーチ・アビエーションは7日、再発防止策を提出しました。
会社によりますと、▽研修などを通じて全社員に安全意識を改めて徹底するほか、▽乗務前のアルコール検査に合格しなければ、飛行計画は承認されず航空機が出発できないようにシステムを改修し、▽ほかの業務も担っていたアルコール検査の管理担当者が検査に集中できる体制を構築するとしています。
ピーチ・アビエーションは、「多大なるご心配とご迷惑をおかけし、おわび申し上げます。お客様や関係者の皆様の信頼を回復するため、一丸となって再発防止策に取り組んでいきます」とコメントしています。

NHKニュース

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