和泉市教育委員会は、勤務中に給食調理のための日本酒を飲んでいたとして給食調理員の男性(60)を懲戒免職処分にしたと発表しました。
和泉市教委によりますと、市内の小学校で40年間給食調理員として勤めていた男性職員(60)は、給食調理に使うための日本酒を、同僚が周辺にいない早朝の時間帯や調理業務の終了後に常習的に飲んでいたということです。
校長が男性職員と会話した際、話し方がはっきりしないことなどに違和感を覚え調査したところ、給食室の日本酒が想定よりも減っていたのがみつかったということです。
今月12日に職員に事情聴取をしたところ「2カ月ほど前から勤務中にコーヒーカップ3分の1程度の酒を飲んでいた」ことを認め、出勤前にも私物の酒を飲んでいたなどと話したということです。
学校の調べによると男性職員は2か月間で14リットルの日本酒を飲んでいたとみられ、無断で飲んだ日本酒の購入代金(約8800円)を返還したということです。
市教委は、勤務中の飲酒と保護者からの給食費で購入した日本酒を私的に飲用することは窃盗にあたるとして、男性職員を28日付けで懲戒免職処分にしました。


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