富山・関空便の運行を目指す航空会社が関西在住者を対象に県内を巡るモニターツアーを開きました。
富山空港と関西空港を結ぶ定期便の開設を目指しているのは新たな航空会社「ジェイキャスエアウェイズ」で鳥取県の米子空港と関西空港を結ぶ便とともに、来年秋に運航を始める計画です。
ジェイキャスは航空機の運航に加え、富山などの旅行商品を企画・販売することにしていて、商品づくりにいかそうと、きょうから2泊3日のモニターツアーを開きました。
参加したのは京都府や兵庫県に住む8人で、午後に南砺市井波地域を訪れ、彫刻づくりの体験や、カフェやクラフトビールの店を巡るなどしました。
*京都からの参加者
「猫の木彫りとかですごい癒された。ゆったりした感じでいい街だと思う」
*京都在住の参加者(ドイツ出身)
「リラックスするために来たいと思った。(インバウンド客にとって)自然たっぷりの環境があるのは一番いい魅力だと思う」
ジェイキャスの富山・関空便を巡っては、当初、大阪万博の開幕までの就航を目指していましたが機体の生産が遅れるなどし、来年秋の運航開始を目指しています。
事業資金は目標としている50億円の2割にあたる10億5000万円が集まったということです。
*ジェイキャスエアウェイズ 地域創生事業部 青木思生さん
「航空事業以外にも魅力作りのような地域創生も進めている」


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