ことし(令和7年)5月、大阪・泉佐野市内の空き家に侵入し記念硬貨を盗んだとして、20代の男の容疑者ら3人が検挙されました。
警察は、容疑者らがほかにも空き家を狙い同じような犯行を繰り返していたものとみて捜査しています。
検挙されたのは、▼大阪・忠岡町の殿本唯人容疑者(28)と、▼岸和田市の澤谷幸輝被告(25)ら合わせて3人です。
警察によりますと、3人はことし5月、泉佐野市内の空き家に引き戸のガラスを割って侵入し、記念硬貨を収めた3万円相当のコインブック1冊を盗んだとして住居侵入や窃盗の疑いなどが持たれています。
およそ2か月ぶりに家の手入れにきた男性が、家の中が荒らされていることに気付き被害が発覚したということで、警察の調べに対し、殿本容疑者は「身に覚えがありません」と否認している一方、澤谷被告は「生活費や遊ぶ金がほしかった。庭の草が生い茂っていたり、郵便物がたまったりしている家を狙った」などと供述し、容疑を認めているということです。
また「メンバーを替えて何件か同じような犯行をした」とも供述しているということで、警察は余罪についても捜査しています。
大阪府南部では空き家の窃盗被害が相次いでいるということで、警察は▼空き家に金めのものを保管しないことや▼空き家の手入れを定期的にするよう呼びかけています。
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