大阪府貝塚市は、老朽化に伴い建替が必要となっている市立第一中学校の基本計画策定を支援する「第一中学校校舎建替基本計画策定支援業務」の公募型プロポーザルを実施し、受託候補者にパシフィックコンサルタンツ株式会社を選定しました。
この業務は、第一中学校の対象校舎4棟および将来的な建替見込みの校舎について基本計画を策定するためのもので、履行期間は2027年(令和9年)3月31日まで、予定価格は30,071,000円以内(税込)となっています。新校舎の供用開始は、遅くとも2031年(令和13年)4月を予定しています。
対象施設と建替対象
- 対象学校: 貝塚市立第一中学校
- 所在地: 大阪府貝塚市加神1丁目5-1
- 建替対象建物: ⑤-1棟、⑤-2棟、⑤-3棟、㉓棟の計4棟
主な業務内容
策定される計画は、将来的に市内の他校で校舎建替を検討する際の「モデルプラン」として活用される想定です。具体的な支援業務は以下の項目で構成されています。
1. 現状の把握と前提条件の明確化
- 市学校施設長寿命化計画等との整合性の整理。
- 敷地境界、用途地域、周辺道路、埋蔵文化財の有無など、各種関係法令による制約事項の確認。
- 既存校舎の規模・構造・老朽化状況、およびインフラ(電気・ガス・上下水道)の配置・利用状況の確認。
- 市の将来人口推計や校区内の開発動向を踏まえた、今後の生徒数・学級数の推計。
2. 基本理念・基本方針の検討およびニーズ調査
- 同校の伝統を踏まえつつ、今後の教育環境に対応した将来の学校像の整理。
- 施設整備や教育環境の方向性を示す基本方針の策定。
- アンケートやヒアリングによる関係者のニーズ調査。
3. 施設整備計画の検討(コストと規模の整合)
- 普通教室、特別教室のほか、多様な学習形態に対応する「ラーニングコモンズ(情報学習スペース)」などの導入機能の整理。
- 将来的な学級数の増減を見据えた適正な規模・面積の検討。
- 敷地条件を踏まえた複数案の配置計画、および教育活動への影響を最小限に抑える段階的なローリング計画(段階的建替計画)の検討。
- 構造形式の耐久性・維持管理性の検討、およびライフサイクルコスト(LCC)の整理。
- 近年の物価高騰を踏まえた概算工事費(建築、設備、外構、解体等)の算出。
4. 民間活力導入可能性調査
- 効率的かつ効果的な事業手法(従来手法、DB、DBO、PFI等)の長所・短所の整理、および工期短縮やコスト縮減の検討。
- 民間事業者への市場調査(サウンディング)を実施し、参入意向や関心度、阻害要因を把握。
- 事業期間中に発生しうるリスク(工期遅延、資材価格変動、維持管理上の責任等)の抽出と適切なリスク分担案の整理。
- 財政的効果(VFM)の試算に基づく定性・定量・総合評価。
5. 事業計画の検討
- 建設工事費のほか、設計費、工事監理費、各種調査費、什器・備品費、事務費など事業全体の費用を整理し、市の財政計画との整合性を検討。
- 新校舎の供用開始(遅くとも2031年4月予定)に向けた事業スケジュールの策定。
業務概要
- 業務名: 第一中学校校舎建替基本計画策定支援業務
- 受託候補者: パシフィックコンサルタンツ株式会社
- 履行期間: 2026年(令和8年)7月 ~ 2027年(令和9年)3月31日
- 予定価格: 30,071,000円以内(消費税および地方消費税を含む)






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