大阪府和泉市の集合住宅で今年4月、住人の母娘が刺殺された事件で、大阪府警は22日にも、母親への殺人容疑で堺市堺区の無職、杉平輝幸(てるゆき)容疑者(51)を再逮捕する方針を固めました。同容疑者はすでに長女への殺人容疑で逮捕・送検されています。
捜査関係者への取材によると、杉平容疑者は2026年4月8日の明け方、和泉市鶴山台の集合住宅において、無職の村上和子さん(76)の首などを刃物のようなもので突き刺し、失血死させた疑いが持たれています。
◆ 事件の経緯と捜査状況
- これまでの逮捕容疑: 府警は5月1日、和子さんの長女で社会福祉士の裕加(ゆか)さん(当時41歳)への殺人容疑で杉平容疑者を逮捕。容疑者はこれを認めていました。
- 今回の再逮捕方針: 逮捕前の任意聴取の段階から和子さんの殺害についてもほのめかしており、その後の調べに対し「母親を先に襲った」との趣旨の供述をしていることから、府警は母親への殺人容疑での再逮捕に踏み切る方針です。
- 犯行の背景・動機: 杉平容疑者は長女の裕加さんの元交際相手であり、2人の間には金銭問題があったとみられています。裕加さんは事件前、周囲に対して「別れたいが別れてもらえない」と相談していました。
- 司法解剖の結果: 亡くなった2人の遺体には、首のほか頭部や背中を中心に少なくとも十数カ所の刃物傷があり、抵抗した際にできる「防御創」も確認されています。府警は、強い殺意に基づいた犯行とみて詳しい状況を調べる方針です。






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