堺市は25日、市内の民間認定こども園において、園長や保育教諭らによる園児への虐待行為が計21件確認されたとして、運営法人に対し改善を求める行政指導を行いました。
0歳・1歳児への過度な「指導」が常態化
市の調査によると、2025年9月から10月にかけて、園長を含む職員5名が0歳から1歳の園児10名に対し、以下の虐待行為を行っていたことが防犯カメラの映像などで判明しました。
- 身体的・心理的虐待: 耳をつかんで引き倒す、首が揺れるほどの強さで抱え布団に放り出す、足首を掴んで引きずり寄せ頭を叩く、大声で怒鳴るなど。
- 管理責任: 園長は、他の職員による不適切な指導を把握しながら放置していました。
このほか、虐待には至らないものの「不適切な行為」も4件確認されています。
背景に「古い保育観」と組織風土
堺市は、今回の事態に至った背景として、園児主体ではなく保育教諭主導の「古い保育観」に基づいた厳しい指導が、園の組織風土として過去から根深く継承されていた点を指摘しています。
市の対応と今後の展開
市は施設に対し、再発防止策の策定や全職員への研修実施を勧告しました。運営法人は事実を認め謝罪しており、2026年4月までに改善状況を市へ報告する方針です。
【速報】耳をつかんで勢いよく引き倒す・不適切な指導を放置…堺市の認定こども園で0~1歳児に対する虐待「21件」確認 市が行政指導|FNNプライムオンライン




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