堺市を舞台にした映画
平行と垂直が、8月28日に公開されます。
主演は安田章大とのん。安田が企画段階から関わり、自ら映画化を持ち込んだ意欲作です。
■ 堺市を舞台に描く、兄妹の物語
物語の舞台は堺市。
ASD(自閉スペクトラム症)の特性を持つ兄・大貴(安田)と、幼少期から兄を支え続けてきた妹・希(のん)の歩みを描きます。
母を早くに亡くし、父とも距離を置きながら寄り添って生きてきた二人。
希の結婚話をきっかけに、それぞれの未来と向き合うことになります。
地域の日常風景の中で紡がれる、静かで濃密な家族ドラマが本作の軸です。
■ 企画の原点と制作背景
原作脚本は、劇団ふくふくや主宰の山野海によるオリジナル作品。
安田が脚本に強く心を動かされ、映画化を提案したことから企画が始動しました。
監督は小林聖太郎。
ASD専門家の監修を受け、約2年をかけて脚本をブラッシュアップしています。
■ 役づくりへの徹底した姿勢
安田は専門家のレクチャーを受け、ASDの特性を持つ生徒が通う教育機関を訪問するなど理解を深めて撮影に臨みました。
のんも、障がいのあるきょうだいを持つカウンセラーに取材。脚本を読んだ際、
「大貴と希の一生懸命に生きる姿が思い浮かび、胸が締め付けられました」
と語っています。
堺市という具体的な土地を舞台に、「支えること」「自立」「家族の距離」を問いかける本作。
地域性と普遍性を併せ持つ物語として、公開に向けて注目が集まりそうです。







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