大阪府立りんくう翔南高等学校の今後のあり方が大阪府の高校再編整備で議論される中、泉南市・阪南市・田尻町・岬町の4市町は、同校の存続を求める共同要望を大阪府教育委員会に行う。
要望活動は2026年1月22日に実施され、4市町の首長と教育委員会教育長がそろって大阪府教育庁を訪問する予定だ。
■ 泉州南部で「唯一の普通科高校」
りんくう翔南高校は、創立から約75年の歴史を持ち、統合を経て現在は泉南市以南で唯一の普通科高校となっている。
「ハートフルほいく専門コース」をはじめ、幼児教育分野の人材育成にも力を入れ、これまで多くの卒業生を地域に送り出してきた。
また、生徒によるボランティア活動や地域清掃など、地域との日常的な交流も活発だ。
■ 再編で問われる「地域バランス」
大阪府は府立高校の再編により、学校数の削減を進める方針を示している。
4市町は今回の要望で、単なる学校数の問題ではなく、
- 泉州地域の子どもたちの学習環境の確保
- 南部地域における教育機会の保障
- 地域を支える人材を育てる拠点校の必要性
を重視するよう、府に強く求めている。
■ 国際交流拠点・泉州の高校として
要望書では、関西国際空港を擁する泉州地域の特性を踏まえ、
りんくう翔南高校を国際交流と実践的な外国語教育を推進する拠点校として位置付けることも提案している。
高校再編の「総合判断」において、数字だけでなく地域性や将来像を踏まえた判断を求める内容だ。
■ 要望活動の概要
- 日時:2026年1月22日(木)
- 要望先:大阪府教育委員会 教育長
- 参加者:
- 泉南市長・教育長
- 阪南市長・教育長
- 田尻町長・教育長
- 岬町長・教育長
■ 今後の焦点
今回の共同要望は、泉州南部4市町が足並みをそろえて声を上げる点に特徴がある。
府の再編方針の中で、りんくう翔南高校がどのように位置付けられるのか、
地域の教育環境を左右する重要な局面となりそうだ。








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