ジェイキャスエアウェイズ、北國銀行産業振興財団より「令和7年度助成事業」に採択
航空スタートアップの株式会社ジェイキャスエアウェイズ(本社:大阪市北区)は12月18日、一般財団法人北國銀行産業振興財団の「令和7年度助成事業」において、「富山・能登広域観光共創モデル構築事業」が採択されたと発表した。
同社は、関西国際空港を拠点に地方路線を展開する次世代航空事業者で、当初は関空と富山、米子を結ぶ路線から運航を開始し、段階的にネットワークを拡大する計画を掲げている。今回採択された事業は、こうした関空発着路線を起点に、北陸地域への観光誘客と地域経済の活性化を図る取り組みとなる。
事業では、富山空港を起点とした広域周遊ルートの形成を進め、3ルートの実証を予定。あわせて、地域の自然や文化を生かした体験型観光コンテンツの企画・検証や、自治体、DMO、民間事業者との連携による観光消費の拡大を目指す。
同社は12月17日、北國銀行産業振興財団との面談を通じて助成事業目録を正式に受領した。財団側からは、空路を活用した広域連携モデルが北陸三県の観光・産業振興につながる点に期待が示されたという。
ジェイキャスエアウェイズは、関空という国際拠点空港の強みを生かし、関西圏および訪日客を北陸へつなぐ新たな人流の創出を通じて、持続可能な地域連携モデルの構築を進めるとしている。









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