伊根町は20日、ふるさと逸品協定を大阪府泉佐野市と結んだ。特産品である丹後伊根鰤(ぶり)、へしこ、ミズナ、薦池大納言(大きなサイズに成長する小豆)を伊根町の逸品として位置付け、関西空港のお膝元である泉佐野市のさまざまなイベントを通じて発信してもらうことになった。
泉佐野市が協定締結を要請した。同市によると、全国の町村を対象に優れた特産品を逸品として送ってもらい、多くの人が集まる市内の物産品展で紹介している。協定締結は伊根町で15番目で、府内では初。
締結式では、伊根町の吉本秀樹町長が「今日は大寒で、伊根の地元では“節分まで七吹雪”(吹雪が7回やってくる)という言葉がある」と紹介。吉本町長と泉佐野市の千代松大耕市長はともに同志社大出身で、そのよしみで千代松市長から声をかけてもらったと締結に至った経緯を説明し、「今日は慶事だ」と語った。
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