大阪府と高石市は、南海高師浜線・高師浜駅付近にある市保有の「旧市民会館・図書館跡地」の有効活用に向け、隣接する府保有の「臨海スポーツセンター」と一体化したまちづくり施策の検討を開始しました。
両自治体は専門的な見地から意見を聴取するための有識者会議を設置し、第1回会議において基本構想策定に向けた方向性の議論を行いました。今後は2026年7月頃に民間事業者へのサウンディング(意見交換)調査を実施し、2026年度末(2027年3月)までに基本構想案を公表するスケジュールで検討を進めています。
対象地の現況とこれまでの経緯
- 開発候補地(高石市有地):
- 所在地: 大阪府高石市高師浜丁6-5(敷地面積:17,351.96㎡)
- 既存構造物: 旧市民会館(1973年建築、RC造3階建、延床2,665.41㎡)および旧図書館(1981年建築、RC造2階建、延床2,505.44㎡)。
- 現状: 閉館から約20年間、遊休施設として残存。
- 過去の公募と辞退: 2016年に検討委員会を設置して「活用方針」を策定後、民間事業者へのサウンディングを経て2024年2月に公募を実施。優先交渉権者に「MTY」を選定したものの、提案内容に含まれていた健康促進・賑わい施設の設置・運営事業者が決定に至らず、同年6月に優先交渉権が辞退されていました。
大阪府との連携および新組織設置の背景
前回の公募や民間事業者へのヒアリングの中で、「隣接する大阪府有施設(臨海スポーツセンター)と一体的に活用することで、開発地域のポテンシャルが向上する」との提案が複数寄せられました。
これを受け、2025年3月から高石市と大阪府の関係部局(市町村局、教育庁、大阪都市計画局)による実務者級の「大阪府・高石市まちづくり検討会」が立ち上げられ、意見交換が継続されてきました。このエリアの活性化が、大阪府の推進する「大阪湾ベイエリアの活性化」にも寄与することから、双方のメリットを最大化すべく、正式な連携組織の設置にいたりました。
1. 大阪府・高石市連携協議会
関係部局で構成され、以下の事項を協議します。
- 開発候補地の現況および一体的活用のための調査・研究
- 民間事業者による開発手法の調査・研究
- 開発候補案(基本構想)の策定
2. 有識者会議
専門的見地から以下の事項を検討・具申します。
- 開発候補地域の一体的活用および民間事業者による開発手法の調査・研究に関すること
- 開発候補案(基本構想)の策定に関すること
- その他、基本構想策定に必要な事項








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