大阪府泉佐野市は2月26日、不二製油と連携し、訪日外国人向けメニューの試食会を開催した。市内9事業者が参加し、植物性だしを活用したパスタや精進弁当などを披露。宗教や食習慣の違いに配慮した“誰もが食べられる料理”で、インバウンド需要の取り込みを図る。
使用したのは、不二製油が開発した植物性だし「ミラダシ」。大豆たんぱくなどで肉や魚のうまみを再現し、イスラム教徒やビーガンにも対応可能な味付けを実現した。
スターゲイトホテル関西エアポートは貝風味のシーフードパスタを、犬鳴山七宝瀧寺は大豆ミートの唐揚げを使った精進弁当を開発。伝統と現代技術を融合させたメニューが並んだ。
関西国際空港を擁する立地を生かし、食の多様性対応を地域の強みに変える狙い。千代松大耕市長は「日本料理の深みを感じられる」と評価し、不二製油の大森達司社長は「多様な背景を持つ人が同じ料理を楽しめる工夫がおもてなしにつながる」と述べた。







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