堺市は、北区長曽根町にある金岡公園を約60億円規模で再整備する方針を示しました。
2026年度には、DB方式やPark-PFIなど民間手法の導入調査に着手します。
■ 老朽化とまちづくり進展が背景
金岡公園は1959年開設、面積約17.7ヘクタール。
陸上競技場、体育館、テニスコート、野球場、屋外プールなどを備える市内有数のスポーツ拠点です。
供用開始から60年以上が経過し、
- 施設の老朽化
- 市民ニーズの多様化
- 新金岡地区のまちづくり進展
を踏まえ、再整備を本格化させます。
■ コンセプトは「緑豊かなスポーツパーク」
基本計画案では方向性を
「緑豊かで多様な世代が楽しめるスポーツパーク」と設定。
4つの柱を掲げています。
- 健康増進・スポーツ拠点機能の向上
- 多世代交流空間の創出
- 緑化による都市魅力向上
- 防災機能の充実
■ 6ゾーンに再編、プール刷新も
公園内は6ゾーンに再編されます。
▽ プール・複合施設・広場ゾーン
- 老朽化した屋外プールを刷新
- 複合施設整備を検討
- カフェやレストランなどの収益施設
- 大屋根広場の導入も視野
新金岡駅に近い立地を生かしたにぎわい創出を狙います。
▽ メインスポーツゾーン
体育館・陸上競技場は機能維持を基本。
▽ グラウンド・多目的利用ゾーン
テニス・野球場などの利用環境向上を検討。
▽ スポーツアクティビティゾーン
体育館北側に新機能導入を探ります。
■ 民間手法の導入を本格検討
2026年度当初予算案には、
民間手法導入調査費 約1,500万円を計上。
検討対象は:
- 設計・施工一括(DB方式)
- Park-PFI(公募設置管理制度)
- BTO方式PFI
収益施設の活用や設計・施工・運営の一体化により、
効率的な整備と財政負担の最適化を目指します。
■ 今後のスケジュール
- 2026年3月下旬:市民意見募集
- 6月:基本計画策定・公表
- 2026年度:民間手法導入調査
- 2027年度以降:事業者決定・設計施工
新金岡地区の再活性化と連動し、
公園再生を軸とした地域価値向上が図られます。
今後は収益施設の規模や防災機能の具体化、採算性の見通しが焦点となりそうです。








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