大阪広域水道企業団は、府域一水道の実現を目指し、泉大津市・箕面市・門真市との水道事業統合案を取りまとめた。2026年度に統合協定を締結し、事業認可取得などの準備を経て、2027年4月から事業を開始する予定。
同企業団は、大阪府の「おおさか水道ビジョン」に基づき広域化を推進。2024年4月時点で府内14市町村の水道事業を担い、2025年4月からは岸和田市、八尾市、富田林市、柏原市、高石市の5団体を統合し、計19市町村体制となる。今回の3市が加われば、さらなる広域化が進む。
泉大津市は2025年1月、企業団と「水道事業の統合に向けての検討・協議に関する覚書」を締結。利用者サービスの維持向上、給水安定性の確保、運営基盤強化を目的として協議を重ねてきた。3市の統合効果額は約44億7,000万円と試算されている。
■ 泉大津市の整備計画
泉大津市では、中央配水場に統合配水池を整備し、市内へ配水する体制へ再編する。これに伴い、中央配水場の1号~4号配水池を廃止する計画。施設集約により、老朽化対策と維持管理の効率化を図る。
水道施設の更新需要が高まるなか、広域統合は財政負担の平準化や技術力の確保につながる施策と位置付けられる。泉州地域では既に岸和田市や高石市が企業団へ統合しており、今回の泉大津市の参画は、地域の水道インフラ再編を一段と進める動きとなる。
今後は議会手続きや事業認可などのプロセスを経て、2027年4月の事業開始を目指す。







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