堺市南区で、地域の手によって受け継がれてきた伝統行事「美多彌神社流鏑馬まつり」が、2026年3月29日(日)に開催されます。会場は鴨谷野球場。今回で4回目となるこの催しは、約720年前に始まったとされる流鏑馬神事を現代に甦らせ、次世代へつなぐことを目的としています。
美多彌神社の流鏑馬は、平安時代末期に五穀豊穣や悪疫退散を祈る神事として行われてきました。一度は途絶えたものの、地域住民の尽力により2014年に約720年ぶりに復活。以降、原則4年ごとに開催され、地域文化を象徴する行事として定着しつつあります。
当日は、古式に則った装束を身にまとった射手が馬上から矢を放つ流鏑馬神事が披露され、武家文化の精神性と、この地で受け継がれてきた祈りの歴史を今に伝えます。
この流鏑馬まつりの大きな特徴の一つが、地域主体の運営です。準備や当日の運営には多くの地域住民が関わり、世代を超えた協力のもとで行事が支えられています。祭りそのものが、地域内の新たなつながりや対話を生む場にもなっています。
また、次世代育成にも力を入れており、小学5・6年生を対象とした「子ども流鏑馬礼法講習会」を年間を通じて実施。弓馬術礼法小笠原教場の指導のもと、礼法や所作、弓の扱いを学びながら、伝統文化の精神性や価値観に触れる機会が設けられています。
こうした活動を継続するため、現在、まつりの開催および礼法講習会の運営を目的としたクラウドファンディングも実施中です。支援金は、会場設営費や警備費、子ども向け講習会の運営費などに充てられる予定で、観覧参加や記念品などのリターンも用意されています。
イベント概要
- 名称:第4回 美多彌神社流鏑馬まつり
- 開催日:2026年3月29日(日)※小雨決行
- 会場:鴨谷野球場(堺市南区鴨谷台2-4-1)
- アクセス:泉北高速鉄道「光明池駅」下車
- 主催:美多彌神社流鏑馬保存会
クラウドファンディング
- 実施期間:2025年12月30日~2026年3月5日
- 目的:流鏑馬まつり開催および次世代育成事業の継続







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