―― 老朽化進む焼却施設を更新、32年度供用開始へ
泉佐野市は、田尻町・熊取町とで構成する「泉佐野田尻町清掃施設組合」が進める新ごみ処理施設整備事業について、2026年度に都市計画決定を行う予定として、都市計画案を公表しました。
事業は公設民営(DBO)方式で実施され、2032年度からの供用開始を目指します。
老朽化が背景、広域処理体制へ移行
現在の焼却施設は、泉佐野市・田尻町で1986年稼働、熊取町で1992年稼働と、いずれも30年以上が経過。設備の老朽化・陳腐化が進み、更新が急務となっていました。
将来的に熊取町も正式に一部事務組合へ参画し、1市2町による広域ごみ処理を行う方針です。
建設地は旧コスモポリス予定地内
建設予定地は、泉佐野市上之郷の旧泉佐野コスモポリス予定地内。市が進める土地区画整理事業に合わせ、敷地面積約5.5万㎡の新たな候補地が選定されました。
施設概要と規模
新施設は、
- 焼却施設(エネルギー回収推進施設):210t/日
- 破砕・選別施設(マテリアルリサイクル推進施設):24t/5時間
を備え、ごみ処理と同時にエネルギー回収・資源循環を図る設計です。
建設費は約439億3,000万円を見込んでいます。
今後のスケジュール
- 2026年度:都市計画決定、入札・落札者決定
- 2027年度:建設工事着手
- 2031年度:施設完成
- 2032年度:供用開始予定
住民生活への影響は
新施設は、老朽化によるトラブルリスクの低減に加え、安定的なごみ処理と環境負荷の軽減が期待されます。一方で、建設費や運営費が将来的な財政負担にどう影響するか、また立地周辺の環境対策など、今後の説明と合意形成が重要となります。








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