大阪府泉佐野市は、さまざまな事情で親が育てることができない赤ちゃんを匿名で受け入れる、いわゆる「赤ちゃんポスト」について、来年度中に市内のりんくう総合医療センターへ設置することを目指し、具体的な検討を本格化させています。
1月14日、市職員と病院関係者によるワーキンググループ(WG)の初会合が開かれ、病院内での受け入れ体制や運用上の課題について意見交換が行われました。市は昨年11月の記者会見でWGの立ち上げを表明しており、今回が初の公式協議の場となります。
会合後、島田純一・泉佐野市政策監(こども部長)は、「開設に向けて関係者の方向性は一致している。課題を一つずつ整理しながら前に進めていきたい」と述べ、実現に向けた前向きな姿勢を示しました。
市は今後、想定される利用者数や必要なスタッフ体制などを盛り込んだ事業計画書を作成し、3月末までに大阪府へ提出する方針です。赤ちゃんの命を守る最後のセーフティネットとして、制度設計の慎重さと実効性が問われる取り組みとなります。
泉佐野市の挑戦は、自治体と医療機関が連携して子どもを守る体制を構築する先行事例として、今後、他地域からも注目を集めそうです。







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