関空、旅客7%増285万人 訪日客コロナ前超え続く=11月実績
関西エアポートグループが発表した2025年11月の利用実績(速報値)によると、関西国際空港(関空)の国際線・国内線を合わせた総旅客数は、前年同月比7%増の約285万人となった。2019年11月と比べても12%増加し、コロナ前の水準を4カ月連続で上回った。
国際線旅客数は約235万人で前年同月比12%増。このうち外国人旅客は約181万人と9%増加し、コロナ前比では37%増と高い伸びを示している。一方、日本人旅客も約54万人と前年同月比20%増となった。
国内線旅客数は約49万人で、前年同月比10%減と2カ月ぶりに減少した。
発着回数は、国際線・国内線・貨物便を含めて約1万7400回と前年同月比5%増。国際線の旅客便は引き続き増加傾向にあり、貨物便は前年をやや下回ったものの、コロナ前と比べると高水準を維持している。
訪日客数の堅調な伸びを背景に、関空の利用回復は今後も続くとみられる。







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