堺×ウェリントン スタートアップ・クロスボーダーオンライン交流を開催
堺市は、姉妹都市であるニュージーランド・ウェリントン市と連携し、スタートアップ分野における国際オンライン交流イベントを2026年1月28日に開催する。
本イベントは、ウェリントン市のスタートアップ支援施設「クリエイティブHQ」と協力し、両市のスタートアップによる事業プレゼンテーションやクロストークを通じて、テクノロジーを活用した社会課題解決の先進事例を学ぶことを目的としている。
当日は、両市のスタートアップ支援制度の紹介に加え、堺市からはオーガイホールディングス株式会社、ウェリントン市からはVolitionが登壇。
クロストークでは「テクノロジーで社会課題をどう解決するか」をテーマに意見交換が行われる予定だ。
オーガイホールディングスは、3Dプリンターを活用したデジタル義歯製作や、専用車両による移動型歯科診療(医療MaaS)を展開し、高齢者の通院困難や歯科医療人材不足といった課題解決に取り組んでいる。
一方、Volitionは、障害のある人の意思や嗜好をデジタル化し、支援者と共有するアプリを開発。「意思決定の代行」ではなく「意思決定の支援」を重視し、当事者の自立と尊厳ある生活の実現を目指している。
イベントはオンライン開催で参加費は無料。堺市は、今回の交流を通じて、国際的な視点でのイノベーション創出や社会課題解決に向けた知見の深化につなげたいとしている。







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