【速報】国内3例目「赤ちゃんポスト」設置に向けた予算案を可決 行政主導は初めて 大阪・泉佐野市
大阪府泉佐野市は12月18日、国内3例目となる「赤ちゃんポスト」設置に向けた調査費用などを盛り込んだ補正予算案を、市議会で可決した。行政主導での設置は全国初となる。
可決された補正予算には、追加の調査費用300万円が含まれる。市はすでに関連調査費として800万円を計上しており、先月には熊本市の慈恵病院を視察するなど、準備を進めてきた。
泉佐野市は、市内のりんくう総合医療センターにおいて、親が育てられない新生児を匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」や、医療機関の担当者にのみ身元を明かして出産する「内密出産」を、来年度中に開始することを目指している。
同日の市議会では、赤ちゃんポスト(仮称「赤ちゃんのゆりかご」)の設置と内密出産の受け入れに取り組む方針を明記した、りんくう総合医療センターの中期目標に関する議案も可決された。
赤ちゃんポストは2007年に熊本市の慈恵病院で全国初設置され、2025年3月からは東京都内の病院でも運用が始まっている。









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