犯罪や事故が増える年の瀬を前に、大阪府警泉南署では1日、警戒部隊の発隊式が行われました。
発隊式には泉南署で歳末警戒にあたる警察官ら25人が参加しました。大阪府内では11月、8日間で10件の交通死亡事故が起きていて、府知事が『交通死亡事故多発警報』を発令したことなどから、山上広海署長は、「住民の皆さんが、安心・安全に輝かしい新年を迎えられるよう、一丸となり歳末警戒を完遂してくれることを期待しています」と隊員らを激励しました。
その後、警察官らはパトカーや白バイに乗り込み、パトロールへ出発しました。泉南署では独自で、水色のTシャツ姿で銀行などを巡回して特殊詐欺被害などを警戒する「ランニングパトロール隊」を設置していて、Tシャツ姿の警察官らも駆け足で現場へ向かいました。
大阪府内では、2025年の特殊詐欺の被害総額が10月末時点で、102億円超と、去年1年間の被害総額を超えて過去最悪となっていて、警察は警戒を強めています。


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