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南海電車が「どれだけ乗っても1日最大2200円」 タッチ決済サービスで実証実験、12月1日から

南海電気鉄道は11月19日、クレジットカードなどのタッチ決済による乗車で、請求金額を1日最大2200円とする「タッチ決済1日上限割サービス」の実証実験を実施すると発表しました。

本サービスは、タッチ決済対応の同一のクレジット・デビット・プリペイドカードや、同カードが設定されたスマートフォンなどでの利用が対象。南海電車に乗車した運賃の総額が1日2200円を超えた場合、超過分の運賃を割り引き、何度乗車した場合でも1日の請求金額が2200円となります。

本サービスの事前登録は不要。Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯の各ブランドで、対象カードを使用して乗車する場合に、自動的に適用されます。

なお、本サービスの適用は、同一のカード番号かつ同一の媒体で乗車した場合に限ります。同じカード番号でも、クレジットカードでのタッチ決済額と、スマートフォンでのタッチ決済額は、媒体が異なるため、合算の対象となりません。また、上限金額の2200円は、あくまで南海電車の利用分のみでの計算となります。

実証実験の実施期間は、2025年12月1日から2026年3月31日までを予定。南海電車全線(タッチ決済サービス未導入駅を除く)が対象エリアです。

南海はあわせて、12月1日より、高野線の下古沢~極楽橋間の5駅でも、タッチ決済乗車サービスの取り扱いを開始すると発表しました。これにより、南海電車の全105駅中97駅が、タッチ決済乗車サービスの対象駅となります。

12月1日以降のタッチ決済乗車サービス提供駅
12月1日以降のタッチ決済乗車サービス提供駅

南海電車が「どれだけ乗っても1日最大2200円」 タッチ決済サービスで実証実験、12月1日から(鉄道コム)

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