演歌歌手大江裕(36)が16日、故郷・大阪の岸和田グランドホールでバースデーディナーショーを行った。この日が36歳の誕生日。
自身で作詞作曲した「グランドホールの鐘」を寄贈するなど縁の深い会場でのメモリアルイベントに気合十分。恩師・北島三郎が作曲した「魂」でスタートし、「今日が私の誕生日です。早いものでお母さんのおなかから出てきて36年たちます。19歳で歌手になりまして、故郷に帰ってコンサートができることに感謝し、真心を込めて歌わせていただきます」。
デビュー曲「のろま大将」「なんか一丁やったろかい」「北海ながれ歌」などオリジナル曲を次々と披露。その後に親交の深い水前寺清子の「涙を抱いた渡り鳥」「いっぽんどっこの唄」を続けた。
後半では大江の祖父母がステージに上がった。大江が北島を尊敬するきっかけを作ったのが祖父。幼い頃から北島の曲を聞かせ、近所のカラオケ喫茶に連れて行って演歌・歌謡曲をタップリと聞かせた。その効果は抜群で、幼稚園の時にはアニメに見向きもせず、北島の「兄弟仁義」を披露して周りの大人を驚かせたエピソードもある。
サプライズでバースデーケーキが運ばれた際には、感激の涙をこぼし、約2時間で18曲を故郷で歌い上げた。


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