泉南市は、西信達小学校跡地を有効活用し、多世代間の住民交流、にぎわいが創出される岡田浦駅周辺地区の生活拠点形成の実現を目指しており、今回、民間事業者の多様な意見やアイデアについて意見交換を行い、より実現性の高い事業条件等を検討するため、サウンディング型市場調査を実施する。参加申込を11日まで、事前ヒアリングシートを14日まで受け付け、個別対話を18日~12月2日まで実施、調査結果を12月下旬頃に公表する。
同市では、「(仮称)西信達義務教育学校整備事業」において、西信達中学校と西信達小学校を統合し、西信達中学校敷地等に「(仮称)西信達義務教育学校」を建設、28年度の開校を目指している。そこで、「岡田浦駅周辺地区公共施設等再編事業」という位置付けにより、西信達小学校移転後の跡地を有効活用することで、多世代間の住民が交流し、にぎわいが創出される岡田浦駅周辺地区の生活拠点形成の実現を目指している。その実現に向けて、24年度には再編事業全体のコンセプトを定めた「岡田浦駅周辺地区公共施設等再編基本構想」を策定し、25年度は同基本構想に基づき、様々な検討結果を踏まえた施設の配置や整備内容などを反映させる「(仮称)岡田浦駅周辺地区公共施設等再編基本計画」の策定を進めている。今回、本事業の実現には民間事業者の創意工夫を積極的に活用することが必要不可欠であり、民間事業者の多様な意見やアイデアについて対話を行い、より実現性を高い事業条件等を検討することを目的にサウンディング型市場調査を実施する。
事業対象地は同市岡田5―24―1の敷地面積7270㎡。用途地域は第1種住居地域(建ぺい率60%/容積率200%)一部近隣商業地域(建ぺい率80%/容積率300%)。
調査対象者は本事業の全部又は一部へ主体的に関わることに興味のある法人又は法人のグループ。調査項目は①官民連携事業の対象となる事業内容②事業用地の範囲・ゾーニング③施設用地に市が整備する施設④活用地に期待される施設⑤事業スキーム。


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