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【堺市堺区】登録有形文化財の旧天王貯水池で11/1(土)・2(日)に「秋の一般公開&文化の集い」が開催

南海高野線堺東駅東口から歩いて約5分の場所にあります旧天王貯水池をご存じでしょうか?登録有形文化財で、年に2回だけ一般公開されます。2025年11月1日(土)と翌日の11月2日(日)の10:00から16:00まで「秋の一般公開&文化の集い」として開催されます。雨天決行で入場無料です。

旧天王貯水池の説明は堺市公式ホームページから引用します。

旧天王貯水池は、明治43年(1910年)に計画給水人口6万人の規模の上水道配水池として建設され、昭和39年まで約50年間にわたり、その役割を担ってきました。 
 明治43年の水道施設の建設は、大阪府下では大阪市(明治28年建設)に続くもので、市民の大きな期待が寄せられたものでした。 建設にあたっては、出入口を初めとして全体を、その当時の最新の建材であった煉瓦で造っています。正面入口には水道施設の先進地であるヨーロッパで用いられていた建築の古典様式にならい「凱旋門」風のデザインが採用されました。 
 建物内部では、点検用の通路を中央に通し、両側に貯水槽が造られています。それぞれの貯水槽は5つに区切られ、内部は半円筒のヴォールト架構になっています。 
 また外部は、貯水槽の周囲に土を盛り上げて、直射日光などをさえぎることで細菌の繁殖を防ぎ、水質の安全をはかってきました。
 このように、旧天王貯水池はそのデザインと施工技術の優秀さの面で建築的にきわめて価値が高く、また堺における上水道の歴史の一端を知る上で貴重な建物であるといえます。
※ 通常内部非公開です

年に2回しかない貴重な機会ですので、見逃せませんね。しかも、2025年11月2日(日)には文化の集いとして、茶の湯体験やミニライブコンサートも開催されます。

【堺市堺区】登録有形文化財の旧天王貯水池で2025年11月1日(土)と2日(日)の10:00から16:00まで「秋の一般公開&文化の集い」が開催されます(号外ネット)

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