岸和田市は、南海岸和田駅前広場における宿泊施設の立地可能性を検討するため、サウンディング型市場調査を実施する。現地見学会の参加申込は10月8日まで受け付け、見学会は20~24日に開催。調査参加申込は11月14日まで、調査は11月25~28日に行われ、結果は12月26日頃に公表される予定だ。
南海岸和田駅は市中心部に位置し、1日平均約1万9,300人が利用する市の玄関口。東側には2031年度完成予定の新庁舎建設が計画されており、今後、交流拠点としての役割が一層高まる見込みだ。市は都市計画法の「立体都市計画制度」を活用し、駅前広場における宿泊施設の導入可能性を検討する。
調査対象地は野田町1丁目の約800㎡で、近隣商業地域(建ぺい率80%、容積率300%)に指定されている。参加条件は、宿泊施設の建設に関する事業経験やノウハウを持ち、周辺施設との連携による賑わい創出に取り組める法人または法人グループなど。
調査では、宿泊施設の事業化の可能性や活用イメージ、地域店舗や観光地との連携による地域活性化策、土地利用条件、さらに駅前活性化に関する具体的なアイデアや今後の継続的な対話の可能性などを幅広く検討する。
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