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【和泉市】10/11(土)から「伝世」展 大阪府立弥生文化博物館

 大阪府立弥生文化博物館(和泉市)で特別展「伝世―弥生時代と古墳時代をつなぐモノ―」を11日から開催します。

 考古資料の中で、「伝世品(でんせいひん)」は、人々の間で伝えられた宝物でした。銅鐸(どうたく)や銅鏡がいつ作られ、どの程度の期間使われ、なぜ埋められたのかを問うことは、当時の人々の思想や権力の所在を明らかにすることにつながります。しかし、直接的な証拠が少ないため、多くの考古学者が頭を悩ませてきました。

 本展では、黒塚古墳(奈良県天理市)から出土した重要文化財「三角縁神獣鏡」(紀元3世紀、文化庁蔵、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館保管)をはじめ、銅鏡、銅鐸、鉄製武器、埴輪(はにわ)など計約250点を公開します。「伝世品」に関する新たな解釈などで、弥生時代から古墳時代への移行の意義に迫ります。

 <会期>11日(土)~12月7日(日)。月曜休館(ただし休日は開館し、翌日休館)。入館は9時半~16時半

 <会場>大阪府立弥生文化博物館(和泉市池上町、0725・46・2162)

 <入館料>一般650円、65歳以上・大高生450円、中学生以下無料。※詳細は同館サイト=QRコード=でご確認ください。

 主催 大阪府立弥生文化博物館、毎日新聞社


 ◆プレゼント

招待券を25組50人に

 はがきに住所、氏名を記入し、〒530―8251 毎日新聞大阪事業部「伝世」展係へ。7日(火)消印有効。当選発表は招待券の発送をもって代えます。

「弥生」と「古墳」つなぐモノ 11日から「伝世」展 大阪府立弥生文化博物館(毎日新聞)

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