泉州ニュース

【忠岡町】入札情報漏らした罪 前忠岡町長「早く工事始めたかった」

大阪・忠岡町が発注した4件の工事の入札に関する情報を漏らした罪に問われている前町長は、25日に大阪地方裁判所で行われた裁判で、「入札が不調となり、早く工事を始めたかった。反省している」などと述べました。
検察は懲役1年6か月を求刑しました。

大阪・忠岡町の前町長、杉原健士被告(64)は、去年(2024年)、町が発注した消防本部庁舎の改良工事など4件の入札で、最低制限価格などを複数の建設会社側に漏らしたとして、官製談合防止法違反などの罪に問われています。

25日に大阪地方裁判所で被告人質問が行われ、前町長は「女性の消防職員が使いやすくなるよう、庁舎の改良を予定していたが、入札が不調となり、できるだけ早く工事を始めたかった。公正性にかけていて、反省している」と述べました。

検察は懲役1年6か月を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。

判決はことし11月6日に言い渡されます。

入札情報漏らした罪 前忠岡町長「早く工事始めたかった」(NHKニュース)

関連記事

コメント

PAGE TOP