大阪 岸和田市の永野耕平 前市長が、市が発注した工事で有利な取り計らいをした謝礼などとして建設会社の代表から合わせて1900万円の融資を受けたとして、大阪地検特捜部に再逮捕されました。
再逮捕されたのは、岸和田市の前市長、永野耕平容疑者(47)です。
特捜部によりますと、前市長は、市が発注した工事で有利な取り計らいをした謝礼などとして、大阪市に本社を置く建設会社の代表から、おととし5月から去年11月にかけて3回にわたり、合わせて1900万円の融資を受けたとして、収賄などの疑いが持たれています。
前市長は、2021年に行われた岸和田競輪場の施設整備工事の入札でこの代表に最低制限価格を教えて落札させたとして今月4日に逮捕されていて、24日、官製談合防止法違反などの罪で起訴されました。
特捜部は認否を明らかにしていません。
前市長は2018年の岸和田市長選挙で初当選しましたが、女性との性的関係をめぐる裁判で和解が成立し、市議会から2回の不信任の議決を受けてことし、失職しました。
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