堺市は、23年度に策定したバリアフリー基本構想(改定版)【中百舌鳥地区版】において、新たに追加された路線を対象に現地踏査を踏まえ対策案を立案し、道路特定事業計画の策定するため、「バリアフリー道路特定事業計画策定業務(中百舌鳥駅・なかもず駅周辺地区)」の一般競争入札を実施、入札金額379万6千円でセントラルコンサルタントが落札した。
内容は▼資料整理・計画準備▼現況の把握設計対象区間(路線)を調査し、現地を把握。また、「道路の移動等円滑化に関するガイドライン(令和6年1月国土交通省道路局)」に適合しない項目を把握し整理を行う。現況調査結果(幅員、障害物、勾配(横断勾配、縦断勾配)等)、設計対象区間(路線)の地上写真を撮影し、位置図とともに整理。バリアフリーを進めるにあたり、制約条件、技術的課題を整理▼道路特定事業計画の作成=①対策案の検討(生活関連経路)〈現況の把握を踏まえ、現地の状況が「道路の移動等円滑化に関するガイドライン(令和6年1月国土交通省道路局)」の基準に合致しないことが確認された箇所について、対策案の提案を行う。対策案は路線別に平面図及び標準断面図を作成。特に制約条件、技術的課題の箇所は監督員と協議し対策案の立案を行う〉②対策案の検討(準生活関連経路)〈準生活関連経路は歩道の無い道路や、適切な歩道空間の確保ができない道路である。そのため、対策案は、各路線の代表断面において自動車を減速させて歩行者または自転車の安全な通行を確保するための対策案(路側帯のカラー化等)の立案を行う〉③道路特定事業計画(概要版含む)の作成〈これまでのバリアフリー施策及び本業務での検討項目をとりまとめ、道路特定事業計画(案)を作成。(とりまとめ項目は道路特定事業計画の位置づけ、道路特定事業計画の策定地区、本事業計画の対象地区名と面積、本事業計画が対象とする道路、整備計画策定の基本的な考え方、道路特定事業計画における整備項目)〉▼関係機関との協議資料作成▼打合せ協議。履行期間26年3月31日まで。場所=北区長曽根町、他6か所。
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